段染めの毛糸を2段ごとに色替えしながら編み上げることで、きれいなストライプ模様が浮かび上がります。1目ゴム編みを続けていくだけの簡単な編み方で、こんなにもグラデーションの美しいマフラーが出来上がるので、次はどんな色の組み合わせにしようか、と何本も編みたくなります。
カラーの異なる2本の段染め毛糸を交互に編むことで、きれいなストライプ模様が浮かび上がるマフラーが編めます。今回は、このようなストライプのマフラーを編むときに人気のある、野呂英作のシルクガーデンを使うことにしましょう。まずこのマフラーの完成フォトをご覧いただき、そのあとで具体的な編み方をご説明いたします。
ストライプのマフラーの完成フォト
ストライプのマフラーの編み方
準備
- 糸
- 野呂英作シルクガーデン(50g/100m):4玉(合計200g)
- 針
- 8号2本棒針
- でき上がり寸法
- 幅12cm、長さ180cm
編み方
基本的には1目ゴム編みで編み続けるだけのシンプルな編み方です。ただし、2段ごとに毛糸を変えることでストライプ模様を作ります。また、偶数段目の最初の1目はすべり目にします。
- 4色の毛糸のうち1色を選び、1目ゴム編みの作り目で33目作ります。この作り目が1段目になります。
- 続けて2段目を1目ゴム編みで編みます。この時、最初の1目をすべり目にします。
- 別の色の毛糸に入れ替えて、3段目を1目ゴム編みで編みます。
- 続けて4段目を1目ゴム編みで編みます。この時、最初の1目をすべり目にします。
- 4段目を編み終えたら、1、2段目の毛糸に入れ替えて、5、6段目を1目ゴム編みで編みます。
- 7段目以降も前述と同様に、2段ごとに毛糸を入れ替えて、1目ゴム編みで編み進めます。
- 毛糸がなくなりそうになったら、あるいは毛糸の色を変えたくなったら、2段編み終えたところで糸端を10cm残して毛糸を切ります。この糸端は、仕上げの段階で糸端処理をします。
- 別の毛糸に入れ替える際も、編み始めの糸端を10cm残して毛糸を切ります。この糸端は、仕上げの段階で糸端処理をします。
- 希望の長さまで編んだら、1目ゴム編み止めで目を止めます。